ニゲラ2016.5.15 撮影

キンポウゲ科の1年草です。
咲き終わった後に、風船のような緑色の実が出来ます。
中は中空で、成長すると枯れて茶色になります。
その枯れた風船の中から、黒い丸い粒状の種が現れます。
ニゲラも、ラテン語で“黒色”意味する言葉だそうですが、
和名も、まさに『クロタネソウ』です。

コスモスに似て、細い糸のような葉と柔らかな色合いの花、
なかなか幻想的であります。

幾つか品種が有りますが、
ニゲラと言うと、こちらを指すことが多いです。

食用にされるのが、ニゲラ・サティバ・・・
こちらは、種をスパイスに使うようです。
未だ、私は出会ったことがありません。
日本では、殆ど栽培されていないそうです。
一般的なニゲラの種には、アルカロイドが含まれていますので、
食用ではございません、ご注意を!

我が家のニゲラは、零れダネで発芽しているものばかりです。
咲き終わったら、必ず種をこぼすようにしています。

こちらが、実になります。やがて、このままの状態で薄茶色に枯れてきます。

2016年5月29日 撮影

戻る  second roomに戻る